虫歯治療で削った穴に詰めるものには2種類あります。
金属の詰め物をインレー、プラスチックの詰め物をCR(コンポジットレジン)と言います。
歯の頭を全て覆いかぶせる金属のかぶせ物をクラウンと言います。
インレー製作の流れ
- 虫歯の部分を削り、詰め物が入りやすい形に仕上げます。
- 型をとります。
- 型に石膏を流し模型を作ります。
- ワックスでインレーの形を作ります。
- これを金属に置き換えます。
- 研磨した後、咬み合わせを確認します。
- 接着剤でぴったりはめ込みくっつけて終了です。
- 歯を抜いた当日の食事は辛いものなど、刺激物は避けて下さい。
コンポジットレジン修復の流れ
- 虫歯の部分を削ります。
- 削った部分にコンポジットレジンがくっつきやすいように薬品で処理します。
- 詰めるレジンの色を決めます。
- レジンを詰めます。
- 光を当ててレジンを固めます。
- 研磨し、調整して終了です。
クラウン製作の流れ
- 虫歯で大きく穴があいたり、欠けてしまった歯の周りを削ります。
- かぶせ物が入るように更に削って仕上げていきます。
- 型をとります。
- 型に石膏を流し模型を作ります。
- ワックスにてクラウン(かぶせ物)の形をつくります。
- これを金属に置き換えます。
- 研磨した後、咬み合わせや適合を確認します。
- 接着剤でぴったりくっつけて終了です。